最寄り駅やバス停の距離、本数・時間も知っておく

要チェック!公共交通機関事情

注文住宅建築を目的とする分譲地は、山林開発でより郊外へと広がりを見せる一方で、古い町並みの大規模な区画整理に伴い、都心部でも積極的に販売されています。新たな土地での新生活に際しては、通勤や通学その他日常生活に必要不可欠な、公共交通機関事情のチェックが欠かせません。最寄り駅もしくはバス停までの距離、ダイヤグラムを通じての運行時間や本数の確認作業は必須ですが、単にデータとしての確認だけでは不十分です。

家族のライフステージすなわち生活状況は、それぞれが年齢を重ねる中、随時変化を続けます。土地購入時だけでなく、将来的に不便を感じないか、しっかりとしたシミュレーション作業に努めてください。特に最寄り駅までバスを利用する必要がある場合、朝夕の混雑時に積み残しのリスクはないか、道路事情による遅延傾向が見られないかなど、数値上ではなく実際の所要時間や利用状況を視野に入れたチェックが大切です。

都市開発計画にも着目を

新たに開発が進む、もしくは区画整理で町全体がリニューアルされる場合、それに応じた電車やバスの運行計画の変更が想定されます。土地購入時には最寄り駅まで最短距離で走っていた路線バスが、ルート変更で大回りする、もしくは廃線となってしまった場合、その悪影響は小さくありません。列車の運行状況も同様で、急行停車駅だったのがダイヤ改正で通過駅となれば、通勤通学時間への影響が避けられません。

こうした地元に密接な情報に詳しいのはやはり、地域密着型の建築業者です。ハウスメーカーの場合、こうした分野の情報収集には、必ずしも積極的とは限りません。その他役所や鉄道会社、バス会社などに問い合わせてみる作業も、決して無駄ではありません。注文住宅用の土地購入に際しては、住み続けたその先の環境を含めた検討が求められます。